2025-04-17
釜山市立美術館、「ループラボ釜山」で出会う「BMA未来美術館フォーラム」開催
釜山市立美術館、「ループラボ釜山」で出会う「BMA未来美術館フォーラム」開催□釜山市立美術館は、4月23日から25日までグランド朝鮮釜山にて、国際学術セミナー「BMA未来美術館フォーラム(以下、フォーラム)」を開催すると発表した。○ 今回のフォーラムは、美術館の再開館を控え、未来型美術館としての方向性と、芸術が果たす公共的役割について議論する場として設けられた。□フォーラムでは、▲第4次産業革命 ▲環境汚染 ▲新冷戦時代など、グローバルな危機の中で美術館が担う新たな社会的役割と、芸術プラットフォームの在り方について議論が行われる。○ 世界各国の美術館関係者が参加し、未来型美術館としての実践方法を共有するとともに、国際的な美術館協議体としての共同プロジェクトの開発に向けた議論を進める予定だ。主な議論テーマとしては、以下の内容が予定されている。 ▲所蔵品のデジタル情報化とグローバル共有プラットフォームの構築 ▲メディア作品の保存および復元のための国際技術標準システムの構築 ▲ビエンナーレやアートフェアを超えた、実践的・民主的かつ共同体型の国際芸術プロジェクトの開発 ▲「人新世」*時代の地球環境に対応する美術館の活動と運営方法の共有。*人新世:人類が地球の地質や生態系に及ぼした影響に注目し、提案された地質時代区分の一つ。□また、フォーラムには、▲スペイン・バルセロナ現代美術館のエルヴィラ・ディアンガニ・オセ(Elvira Dyangani Ose) ▲ドバイ未来美術館のブレンダン・マックゲトリック(Brendan McGetrick) ▲ドイツ・カールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター