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□釜山市は、1月9日(現地時間)時点で「CES 2025」統合釜山館に参加した企業が優れた製品・技術力を評価され、輸出商談366件、輸出商談額約2千800万ドル(410億ウォン)水準、契約推進額*1千200万ドル(176億ウォン)の成果を挙げたと明らかにした。
* 契約推進額:1年以内に契約成立が予想される金額。
○ 主な成果には、▲㈱ラボートゥーワンは、スイスに本社を置くエービービーグループと新造船8隻を追加受注する供給契約(3年間12万ドル)、米国ニュージャージーに本社を置くデッキハウスコミュニケーションズとの海外事業進出のためのパートナーシップ契約(3年間6万5千ドル)を締結、▲㈱ブルームズベリーラボは米国内の大型流通会社との納品契約(3万ドル)、▲㈱シャープンコートは米国最大規模の退役軍人会所有のオンラインチャンネルであるゴベッツ(Govets)と米国市場進出のためのパートナーシップを締結した。
□また、「CES」統合釜山館参加した企業らは、企業活動(IR、investor Relations)、1対1ミートアップを行い、海外のバイヤーと積極的に交流(ネットワーキング)し、全世界に釜山企業の技術力を広報し、世界的な交流網(グローバルネットワーク)を拡大した。
○ 他にも、多くの企業が展示会終了後も、さらなる成果が期待されている。
□今回の成果は、朴市長を代表とする市単位の参加団「チーム釜山(TEAM BUSAN)」が今回の「CES」で釜山館参加企業について積極的に広報・支援し、世界的な企業と交流し、企業関係者と釜山企業支援を議論するなど、積極的に取り組んだ結果である。
□朴亨埈(パク・ヒョンジュン)市長は「世界最大規模の電子製品展示会である『CES 2025』において、釜山所在の企業が優れた技術力を武器に大きな成果を挙げた」とし、「今後も釜山企業が海外市場でより多くの競争力を発揮できるよう、惜しみない支援を続けていきたい」と述べた。
□一方、今回の釜山館参加企業23社のうち6社が7つの分野で「CES 2025」イノベーションアワードを受賞したことにより、釜山市は世界的な技術革新の中心としてより一層注目を浴びている。
○今回イノベーションアワードを受賞したのは▲ロボウォン(人工知能リサイクルロボット、ロビン)▲㈱ピーティーブロ(顎関節疾患の痛み軽減のためのホームケアデバイス、エアークリス)▲㈱ジム(折り畳んで携帯できる旅行用ギター、モガビ)▲ニューエナジー㈱(CO2削減ボイラーイオンヒーティングシステム購読サービス)▲㈱シーアイティ(Beyond 5G通信環境のmmWave帯域用アンテナ) ▲(株)メプシ(コンピュータビジョンおよびマルチセンサ技術が適用された海上ナビゲーション)の6社である。その中でもロボウォンは2つの分野でイノベーションアワードを受賞した。
□今回の受賞は、釜山市が「CES」に参加し始めた2021年以来、過去最大の成果であり、市の継続的な支援と努力が実を結んだといえる。