Haeundae
□釜山現代美術館は、2025年3月16日まで釜山現代美術館展示室4、5でナムジュン・パイク(白南準)の芸術的な挑戦について紹介する大規模展示「ナムジュン・パイク、ナムジュン・パイク、そしてナムジュン・パイク」を開催すると発表した。
○ ナムジュン・パイク(白南準)は、20世紀を代表する芸術家であり、メディアアートの先駆者である。ハプニングやパフォーマンスアート、テレビや放送、人工衛星、大規模なビデオインスタレーションやレーザーに至るまで、様々なテクノロジーを用いて実験的かつ創造的な作業に取り組んだ彼は、「アーティストの役割は未来を思索することである」と述べ、テクノロジーの芸術的利用を通じて、ワクワクするような地球規模のコミュニケーションと出会いを人類にプレゼントした。新しい技術と芸術に絶え間なく挑戦したナムジュン・パイクは、今でも最も「現代的なアーティスト」として評価されている。
□今回の展示は、常に新しいメディアと芸術に絶えず挑戦する人生を送り、誰よりも未来を見据えたアバンギャルドなアーティスト、ナムジュン・パイクに捧げる回顧展だ。釜山現代美術館とナムジュン・パイクアートセンターが共同企画した。
○ 両機関の専門人材の協業により、公共美術館の資産を共有し、美術館文化の普及・発展に大きく貢献することが期待される。
□ナムジュン・パイク没後に開催された回顧展のうち、韓国の美術館としては最大規模で、韓国国内ではあまり紹介されなかったナムジュン・パイクの初期の世界を垣間見ることができる貴重な資料や作品をはじめ、計160点余りの作品や写真、映像、アーカイブ資料などが展示される。
○ 特に、ナムジュン・パイクアートセンターから貸し出された所蔵品の87点、資料38点、ビデオ15点は、釜山では初めて披露されるものである。
○ このほか、国立現代美術館、蔚山市立美術館、慶尚北道文化観光公社、フランクフルト現代美術館など国内外の主要な所蔵先からお借りした作品なども見ることができる。
□『ナムジュン・パイク、ナムジュン・パイク、そしてナムジュン・パイク』は、ビデオアートの先駆者であるナムジュン・パイクの初期のフラクサス活動から、2006年の没後まで挑戦したレーザーまで、ナムジュン・パイクが取り組んだすべての芸術的なメディアが盛り込まれた。技術と芸術を横断すると同時に、メディアアートのパイオニアとして世界の美術界の流れをリードし、同時代の美術に大きな影響を与えたナムジュン・パイクの未来的なビジョンについて紹介する。
釜山現代美術館ウェブサイト: https://www.busan.go.kr/moca_en/index
釜山現代美術館の旧正月運営日程:1/27~1/30開館、1/31休館