Haeundae

ニュース

新着情報

釜山市立美術館、3部作映像「余白と響きのリ・ウファン空間」を公開

2024-12-09 16  ヒット
内容

Space Lee Ufan of Resonance
여백과 울림의 이우환 공간


釜山市立美術館、3部作映像「余白と響きのリ・ウファン空間」を公開

□釜山市立美術館は美術家リ・ウファン氏の芸術世界を盛り込んだ映像「余白と響きのリ・ウファン空間(Space Lee Ufan of Resonance)」を製作し、11月27日に公式YouTubeチャンネル*で公開すると発表した。

*釜山市立美術館公式YouTubeチャンネル:youtube.com/@BMABusanMuseumofArt


□3部作映像「余白と響きの李禹煥空間」は、で韓国を代表する現代美術家李禹煥(リ・ウファン)氏の人生と芸術世界を深堀りした作品となっている。

○「李禹煥空間」は2015年4月、釜山市立美術館別館として開館し、来年には開館10周年を迎える。李禹煥氏が直接設計しただけでなく、内部デザインと作品配置まで手掛けており、建物自体が一つの芸術作品として評価されている。


□▲1部「李禹煥空間」では李禹煥氏の生涯ともの派*を中心とした芸術観を紹介し、▲2部「出会いの世界」では代表連作『関係頂』を通じて石と鉄板の出会いから探求した関係の意味を解釈する。▲3部「会話」では、『点より』、『線より』、『風』、『対話』などの主要作品を眺めつつ、点や線、光、余白などの視覚的要素を超えて、作者が提案する哲学的理由を探求する。

もの派:1960年代末から1970年代初頭に現れた日本の美術傾向。「物、もの」に対する関心を中心とし、物質の存在、認識、周辺との関係性などに注目した。

○聴覚障害者のための手語映像も一緒に提供されるため、様々な観覧客が李禹煥氏の芸術をより深く経験することができる。特に釜山市立美術館の広報大使であるミュージカル俳優カイ氏がオーディオガイドの収録に参加し、より意味のある映像となった。


□併せて、美術館は「余白と響きの李禹煥空間」映像と連携した教育コンテンツも用意して運営する。全国の中・高等学校を対象に教育活動誌を配布し、各機関は教育活動誌とともに提供された教案をもとに自主的な授業を行うことができる。

○教育活動誌は、映像を視聴する学生が、作者李禹煥氏の作品世界を理解しやすく、かつ芸術的思考を拡張できるように構成されている。

○教育活動誌の配布は、12月2日から釜山市立美術館公式サイト(art.busan.go.kr)で申し込み制で行われる。


□詳細は釜山市立美術館公式サイト(art.busan.go.kr)、または電話(☎051-740-4241、4281)でお問い合わせください。