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釜山コンサートホール(Busan Concert Hall)が竣工、パイプオルガン設置に本腰!

2024-11-05 55  ヒット
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Busan Concert hall 

釜山コンサートホール(Busan Concert Hall)が竣工、パイプオルガン設置に本腰!

□釜山市は、8月に韓国で2番目となる「ビンヤード型(ブドウ畑)」のクラシック専門公演場である「釜山コンサートホール」を竣工した後、パイプオルガン設置に本腰を入れて取り掛かると発表した。

○釜山コンサートホールにパイプオルガンを設置するため、釜山市は2022年10月に調達庁外資購入入札を通じてドイツのフレブラガー(Freiburger)社と契約を締結した。

○パイプオルガンの規模は▲パイプ4,406個▲ストップ62個▲鍵盤4段で構成されている。


<釜山コンサートホール竣工現況>

ㅇ場所:釜山市民公園内

ㅇ規模:地下1階、地上3階、総面積(19,862㎡)、大空延長(2,000席)、チャンバーホール(400席)

ㅇ 特徴: 外部デザインは「揺らぐ波の上で出航する船」を実現、 内部のデザインは韓国で2番目にビンヤード形(ぶどう畑)を実現


파이프오르간

□今回設置されるパイプオルガンは8月にドイツで出荷され、27日に釜山港に到着する予定。釜山市は来年2月に釜山コンサートホールに設置完了してボイシング*などを行った後、開幕公演などを通じて釜山市民に公開する予定だ。*ボーイシング(Voicing):整音作業

○今回のパイプオルガンは、昨年(2023年)1月にデザインを選定、2月にドイツ現地で仮組立とテストを行い、パーツごとに解体・小分解して10月27日に釜山港に到着する予定だ。

○通関手続きを含む約4カ月の製作・ボイシング過程を経て設置が完了すると、設計から製作・設置までの28カ月の長い道程の終わりとなる。


□パイプオルガンが設置されるのは非首都圏の公演会場の中では「釜山コンサートホール」が最初であり、これにより「釜山コンサートホール」は世界最高水準のクラシック音楽専門コンサートホールとしての象徴性を確保するとともに、完成度の高いクラシック専門公演を行うことができるようになるため、地域文化の格差解消と芸術人の活動舞台の拡大など、市民の文化享受権を保障するための土台を固めるきっかけになると期待されている。

○「楽器の帝王」と呼ばれるパイプオルガンは、高さ9メートル、幅16メートルで、合唱席裏側の壁面に建てられる。

○韓国内において、公演場にパイプオルガンを設置した事例は、世宗文化会館(1978年)、ロッテコンサートホール(2016年)、富川アートセンター(2023年)がある。