Haeundae
□釜山市は、ユネスコ創造都市ネットワーク(UNESCO Creative Cities Network、以下UCCN)の映画分野の議長都市に選定されたと発表した。
○「ユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)」では、2004年から、文化資産と創造力に基づく文化産業の育成を通じて都市発展および文化多様性を向上させた都市を審査・認定している。
○今回の認定は、釜山市が2014年アジア初で「ユネスコ映画創造都市」に認定されて以来、10年ぶりにリーダー格の「議長都市」に昇格したためより意味が深い。これは、釜山市が2021年3月からUCCN映画分野サブネットワークの副議長都市として積極的に活動した結果である。
□釜山市は、映画分野の議長都市として、今年7月から2026年6月まで、副議長都市の英国・ブリストル市とともに2年の任期を務める。
○7月3日(現地時刻7月2日16時30分)に開催された映画分野サブネットワーク会議で、釜山市が全会一致で映画分野の議長都市に選ばれた。
○公式発表は、7月5日に開かれる「第16回ユネスコ創造都市ネットワーク年次総会」閉幕式で行われる予定である。
○「第16回ユネスコ創造都市ネットワーク年次総会」は、7月1日からポルトガル・ブラガで開催中。
□今回の議長都市に選定されたことにより、釜山市のUCCN内での立場と権限が強化され、より主導的に様々な役割を果たすことができるようになった。
○「議長都市」はUCCNの運営委員として、UCCN映画分野サブネットワークを代表し、ユネスコ活動全般に対する決定権の獲得、サブネットワーク間の協力関係の構築、共同プロジェクト企画などを行う。
□一方、ユネスコは2004年からデザイン、工芸、食文化、メディアアート、映画、音楽、文学など7つの分野で「ユネスコ創造都市ネットワーク(UCCN)」を運営している。昨年の時点で112カ国350都市が加盟都市として文化交流を続けている。
○「映画創造都市」には、フランスのカーン、イタリアのローマ、オーストラリアのシドニー、イギリスのブリストルなどを含む22カ国26都市が所属している。