Haeundae
□釜山市は4月22日午前10時30分、市役所の国際儀典室にて、国際統計機関・統計庁・韓国統計学会との間で「2027国際統計機関(ISI)世界統計大会(WSC)開催成功のための業務協約」を締結したことを発表した。
○締結式には、パク・ヒョンジュン釜山市長と国際統計機関次期会長のファブリッツィオ・ルゲリ(Fabrizio Ruggeri)、統計庁長のイ・ヒョンイル、韓国統計学会長のキム・ドンウクが各協約機関代表として参加して署名を行った。
<協約式の概要>
ㅇ日時・場所: 2024.4.22.(月) 10:30~11:00 / 釜山市役所7階 国際儀典室
ㅇ協約対象:釜山広域市(市長)、統計庁(庁長)、国際統計機構(次期会長)、韓国統計学会(学会長)
ㅇ主な内容:第66回2027年ISI*世界統計大会(WSC)**の開催成功のための業務協約の締結
* ISI(International Statistical Institute、国際統計機関)は、各国・国際機関の統計を作成する機関、統計学者からなる国際統計組織(1885年設立)で、統計作成のための標準づくりに努めている
**世界統計大会(World Statistics Congress, WSC)は、学界・民間団体・政府・国際機関など、全世界の統計従事者が参加する統計オリンピックとして、1887年から2年周期で開催している
(開催地: 2023年 カナダ(第64回)、 2025年 オランダ(第65回)、 2027年 釜山(第66回))
□協約の主な内容には「2027年国際統計機関(ISI)世界統計大会」の開催を成功させるための役割分担及び相互協力合意などがある。
○(釜山市)開催都市/施設の点検、行政支援、後援機関の確保
○(国際統計機構)大会主管/運営全般、学術大会及び衛星会議プログラムの構成・計画・管理/予算(現物)詳細内訳に関する協議による計画・運営など
○(統計庁)大会主催/予算の確保と財政支援(行事費用、開発途上国統計能力プログラム等)/大会運営及び行事支援のための諮問会の構成・運営など
○(韓国統計学会)協力機関/プログラム構成への参加、後援機関の確保、参加者の拡大など
□2027年に釜山で開催される「第66次国際統計機構(ISI)世界統計大会(以下大会)」は、1887年から2年ごとに開かれる全世界統計人のための統計オリンピックだ。今回の釜山市の誘致は、2023年7月国際統計機関で全会一致で決定され、2001年ソウル大会以後26年ぶりとなり、韓国内で2番目の誘致という快挙を成し遂げた。
<2027 ISI世界統計大会の開催概要>
ㅇ大会名称:第66回ISI世界統計大会(WSC of ISI)
ㅇ期間/場所: 2027.7.8.~15.(期間中5~6日) / BEXCO ※2年周期開催
ㅇ参加規模:111カ国、3,000~3,500人
ㅇ主な内容:開会宣言、学術・行政会議、懇談会、文化行事、全世界統計業界の広報展示及び人材採用、次期大会開催国の広報展示など
□釜山市は、全世界3千人以上の会員が参加する大規模国際会議である今回の大会誘致を通じて、国際展示(コンベンション)都市としての地位を高め、国内外約3500参加者が市内に宿泊・観光すると100億ウォン以上の直接的な経済効果が生み出されることから、地域経済の活性化と都市ブランドの向上が期待される。
□釜山市はデータ基盤行政をコア事業として推進しており、すでに全国最多となる25種の公共統計を作成․提供し、「釜山ビッグデータイノベーションセンター」も運営している。また、2025年3月まで「釜山型データ統合プラットフォーム」を通じて市民なら誰もがデータを共有・分析・活用するサービスも準備している。
□パク・ヒョンジュン市長は「今回の協約を通じて2027年世界統計大会を成功的に開催し、過去26年間積み重ねてきた韓国及び釜山市の統計・データ分野の発展事例を全世界に共有し、さらに釜山が「世界的なデータ先導都市」になるように最善を尽くす」と述べた。
お問い合わせ:Big Data Statistics Division 051-888-1784