Haeundae
□ 3月26日から9月22日までの期間、大盛況だった昨年夏に引き続き今年も「シーンの設計:美術監督がデザインした映画の中の世界 in 釜山」(Production Design:Scene Architects Build On-Screen Worlds in Busan)が開催される。
○ 韓国映像資料院が主催する企画展「シーンの設計:美術監督がデザインした映画の中の世界」では、 韓国映画界を代表する3人の美術監督、リュ・ソンヒ(Ryu Sung-hee)、チョ・ファソン(Cho Hwa-sung)、ハン・アルム(Han Ah-reum)の映画製作の過程が紹介されている。
○ 今回の展示は、映画製作の背景や小道具に加え、監督の製作意図を細部に至るまで具現化する美術監督たちのプロジェクトデザインが体験できる場となっており、映画の美学を追求する観客が求めるものに対し韓国映画がどのような形で応えているかを知ることができる機会となるものと期待されている。
□ 今回の展示には釜山での展示ならではの特別な空間が設けられている。リュ・ソンヒ美術監督がプロダクションデザインを手がけた映画「別れる決心」に出てくるソレの家を再現したフォトゾーンが設置されており、観覧客が映画の主人公「ヘジュンとソレ」になりきって写真を撮ることができる。
○ 映画のシーンを多角的に見ることができる3チャンネル映像室は、壁面が美術監督たちの代表作でマッピングされており、観覧客がより躍動的に映画の中のシーンを感じることができると期待される。
□ 釜山映画体験博物館の今年初の特別展示「シーンの設計:美術監督がデザインした映画の中の世界 in 釜山」は、開館日(毎週月曜日休館)午前10時から午後5時まで無料で観覧できる。
○ 詳細については、釜山映画体験博物館ホームページ(https://busanbom.kr/)でご確認いただくか、電話での問い合わせも可能だ(☎051-715-4200~1)。
シーンの設計:美術監督がデザインした映画の中の世界 in 釜山
Production Design: Scene Architects Build On-Screen Worlds in Busan
○ 期間:2024年3月26日~9月22日
○ 場所:釜山映画体験博物館
○ 住所:釜山広域市 中区 大庁路 126番ギル 12
○ 開館時間:火-日 午前10時~午後6時(入場は午後5時まで)
○ 入場料:無料
○ お問い合わせ: (051)715-4200