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旧韓国銀行釜山本部が「釜山近現代歴史館」として生まれ変わった···1月5日、全面開館!

2024-01-09 140  ヒット
内容

부산근현대역사관 
Busan Modern & Contemporary History Museum


□ 歴史、文化、観光を網羅した「釜山近現代歴史館」がついに市民に公開された!


□ 1月3日午後3時、釜山近現代歴史館本館1階ロビーで「釜山近現代歴史館」の開館式が開催され、1月5日から全面開館した。


□ 今回開館した「釜山近現代歴史館(以下歴史館)」本館は、2015年に購入した旧韓国銀行釜山本部をリモデリングし新たな空間として甦らせたものだ(敷地5146㎡、延べ面積9千77平方㎡、地下1階地上6階)。歴史・文化拠点、複合文化空間、観光拠点が融合した新たな博物館モデルとして市民に公開される。

○ 旧韓国銀行釜山本部は、釜山市文化財(釜山広域市文化財資料第70号)に指定されており、手を加える場合は文化財委員会の審議を通さなければならない。工事は難易度の高いものであったが、文化財を可能な限り維持し新たな博物館として生まれ変わらせた。

○ 歴史館は、展示室(2~4階)に加え、ヨルリン文化空間(1階、カフェ、ショップ、市民便宜空間など)と金庫美術館(地下1階)、子供体験室(中2階)、教育室(中3階)、収蔵庫(5階)などが備わった複合文化空間として造成された。

○ 歴史館別館(テチョンマル、テチョンソガなどがあり人文学の拠点となっている)とのシナジー効果が期待されている。


<釜山近現代歴史館本館(旧韓国銀行釜山本部)建築工事概要>

ㅇ位置:中区 大廳洞 旧韓国銀行釜山本部一帯

※ 旧韓国銀行釜山本部及び近代歴史館の連携リモデリング

ㅇ期間:2015年~2023年

ㅇ規模:敷地5,146㎡、延べ面積9,077㎡(地下1階/地上6階)

ㅇ事業費:271億ウォン(国費70億ウォン、市費201億ウォン)

ㅇ施設:ヨルリン文化空間(1階)、金庫美術館(地下1階)、展示室(2~4階)、子供体験室(中2階)、教育室(中3階)、収蔵庫(5階)など


□ 歴史館は、開館以降、歴史、美術、スポーツなどの多様なコンテンツを提供してきた。今後はさらに見どころや楽しみどころが加わり、市民がより気軽に釜山の近現代史に親しめる機会が提供される予定だ。

○ 地下1階の金庫美術館では、企画展示「最も近く、最も隠密な歴史」で、韓国の歴史に最も近い近現代文化と些細ではあるが韓国に必要だった生活の芸術に関する展示が行われる。

○ 2階企画展示室で開催される特別展示「マ(行け)!セリラ(打て)! 野球都市釜山の歓声(Baseball City, Shout of Busan)」は、韓国一の熱気を誇る釜山の通称「グド(球都)釜山」のストーリーが一目で分かるものとなっている。

○ 3階常設展示室では、釜山が最初の開港都市であり近代文物の玄関口、そして大陸進出の橋頭堡としての役割を担い植民地近代都市に発展していった様子と収奪と抑圧に抵抗した独立運動の様子が展示されており、釜山の近代について知ることができる。

○ 4階常設展示室では、釜山が朝鮮戦争期の臨時首都としての役割を果たし、避難民の生活の場となり喫茶店などの避難民文化が生まれた様子、1960~70年代の軽工業産業のメッカであり輸出産業の前進基地だった様子、そして造船産業の発祥地であり、4·19革命と釜馬民主抗争に代表される民主化運動の中心舞台であった様子等が展示されており、韓国現代史を先導した釜山の現代について知ることができる。


□ また、釜山近現代歴史館本館は昨年12月22日の1階(ユルリン文化空間)と地下1階(金庫美術館)の開館に続き、12月27日に2階(企画展示室)を開館した。1月5日の全面開館以降は歴史館のすべての施設が利用できる。


□ 朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、「韓国銀行の歴史がそのまま残されており、金庫美術館をはじめとした子供たちのための子供体験室、市民と学生のための教育室などの様々な施設が備わっている釜山近現代歴史館が、15分都市を形成する新たな中核施設として生まれ変わり、多くの市民が共有できるゆとりある文化空間となることを願っている」と伝えた。


ウェブサイト:https://www.busan.go.kr/mmch/index (韓国語)