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「トコトコ、釜山建築ツアー(以下建築ツアー)」は、優れた釜山の建築文化を幅広く知ってもらう事を目的とし毎年開催されている市民参加型建築ツアーだ。今年の上半期の建築ツアーは計122回開催され、882人もの市民が参加した。
<ツアー概要>
ㅇツアー名称:「トコトコ、釜山建築ツアー」
ㅇ運営期間:2023年3月~7月(上半期)、9~11月(下半期)/毎週土曜日14:00、日曜日10:00(週2回)
ㅇ参加対象:都市や建築に関心のある市民なら誰でも(徒歩での参加が可能な方)
ㅇコース:4コース(各約2時間30分)
- センタムシティ建築コース(海雲台区)、UN・文化建築コース(南区)、旧都心建築コース(中区)、東莱伝統建築(東莱区)
ㅇ参加費:5千ウォン/人(保険加入、記念品提供など)
ㅇ引率:釜山建築文化解説士(独自養成専門人材)
ㅇ主催/主管:釜山広域市/(社)釜山建築祭組織委員会
○ センタムシティ建築コースは、海雲台区センタムシティエリアを代表する現代建築物である釜山市立美術館、BEXCO(ベクスコ)、新世界モール・エス(S)ガーデン、映画の殿堂を巡るコースだ。
○ UN・文化建築コースでは、南区大淵洞(テヨンドン)の釜山文化会館、国立日帝強制動員歴史館、UN平和記念館、UN記念公園を中心とするコースで、釜山にしか遺されていない護国・報勲文化遺産や顕忠(戦没者追悼)施設等の近現代建築物を探訪することができる。
○ 旧都心建築コースは、中区白山(ペクサン)記念館、釜山気象観測所、大韓聖公会釜山主教座聖堂、釜山近現代歴史館別館等を巡り、釜山のアイデンティティと歴史が感じられる近代建築を探訪することができる。
○ 東莱伝統建築コースでは、長官庁、東軒(トンホン)、東莱郷校(トンネヒャンギョ)など東莱区一帯に残された伝統建築を探訪することができる。上半期の同コースの参加者からは「東莱邑城(トンネウプソン)から眺める景観が爽快で印象的だった」と好評を得た。
□ ツアーは、コース別に毎週土曜日は午後2時から、日曜日は午前10時からスタートし、1ツアーの参加人数は3~10人程度だ。参加申込みは、釜山国際建築祭ホームページ(www.biacf.org)で受け付けている。
○ 参加費は1人当たり5,000ウォンで、参加者には各コースの特徴が盛り込まれた記念品が提供される。
○ 団体ツアー(11人以上)は、週末に加え平日も常時運営を行う予定だ。団体ツアーの予約は、事務局にて電話(☎051-744-7762)で受け付けている。 その他の詳細については、(社)釜山国際建築祭ホームページ(www.biacf.org)で確認できる。また、事務局への電話(☎051-744-7762)での問い合わせも可能だ。
○ 9月20日から24日までは、ベクスコ第1展示場で「釜山スタイル(Busan Style)」をテーマとする「2023釜山国際建築祭」の展示が行われる。同期間中、▲センタムシティ建築コースでは、通常の徒歩ツアーに加え展示の観覧と解説も楽しめる。