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-東アフリカのハブ都市と全方位的な交流・協力強化-
釜山市、タンザニアのダルエスサラーム市と姉妹都市協定締結!
釜山市は、6月15日午後6時、ウェスティン朝鮮ホテルでタンザニア連合共和国のダルエスサラーム市と姉妹都市協定を締結した。
同日の協定締結式には、朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長とアルバート・ジョン・シャラミラ(Albert John Chalamila)ダルエスサラーム地方庁長、オマリー・サイド・クンビラモト(Omary Said Kumbilamoto)ダルエスサラーム市長が出席し協定書に署名を行った。
ダルエスサラーム市は、アフリカ大陸の東海岸に位置する都市で、東アフリカの関門であると同時に橋頭堡として栄えた都市の一つであり、現在は、タンザニア最大の港湾都市として行政と貿易の中心地となっている。インド洋の海上交易のハブでありタンザニアの物流拠点としての役割を担っているという点で、ユーラシア大陸と太平洋を連結する港湾都市である「釜山」と地理的条件が似ているといえるだろう。
タンザニアは豊かな自然環境を有し、東アフリカの関門であり物流拠点としての地位も確立されており、大きな発展潜在力を秘めている。韓国の対アフリカ外交においても非常に重要な国家であり、1992年の国交正常化以降、大統領、首相、国会議長等、高官を通じて継続的な交流を行い未来志向的な関係を構築してきた。
今回の姉妹都市協定は、2022年4月の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長とタンザニアのムラムラ外務大臣との面談での同大臣からの姉妹都市協定締結の提案を受けたことで協議を進めることとなった。さらに、同年11月のタンザニアのアンジェラ・マブラ国土部長官との面談においても姉妹都市協定締結の意思表明を受けた。
これに対し、釜山市は、2023年2月に釜山市実務代表団をタンザニアに派遣し、タンザニア地方庁長と面談を行い、姉妹都市協定締結の覚書を交わした。このような継続的な両都市・国家間の活発な交流により、今回の協定締結が実現した。
釜山市としては、今年5月のケニア・モンバサ州、アンゴラ・ルアンダ州に続き、今年3件目の姉妹都市協定締結となる。
釜山市は、東アフリカの主要関門都市であるダルエスサラーム市と港湾、物流、水産、情報通信技術(ICT)、教育・交通・廃棄物処理等、幅広い分野における交流および技術協力を図り、人的交流事業の推進および観光・都市緑化産業の発展に向けて相互協力を強化していく。
朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、「韓国とタンザニアは、経済、文化、観光等、幅広い分野において協力関係を維持してきた。今回の姉妹都市協定締結で、東アフリカの主要関門都市であるダルエスサラーム市とグローバルハブ都市である釜山が幅広い分野において交流を活発化させていくことで、釜山市の都市外交のさらなる裾野拡大の契機となるものと期待している。」と述べた。