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釜山市、ミシュランガイド刊行都市に選定

2023-06-13 192  ヒット
内容

The Michelin Guide Busan  


- 世界が釜山の味に注目する

釜山市、ミシュランガイド刊行都市に選定


6月1日午前11時、ミシュラン社で開催した記者懇談会において、釜山市がミシュランガイド刊行都市に選定されたことが発表された。


懇談会には、朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長、イ・ジョンシル釜山観光公社社長、クリス・グレッドヒル(Chris Gledhill)ミシュランガイド・アジア太平洋・中東地域副社長、ソン・スドクBEXCO(ベクスコ)代表取締役、パク・ウンハ社団法人2030釜山国際博覧会汎市民誘致委員会執行委員長等が参加し、ミシュランガイド発刊都市への選定の喜びを分かち合った。


韓国で初めてミシュランガイドが発刊されたのは、2016年の「ミシュランガイド・ソウル」で、ソウル版発刊後、釜山の食文化と環境の可能性ポテンシャル、そして 長い歴史の流れの中で独自の発展を遂げてきた食文化が評価され、今回、ソウルに次いで釜山が発刊都市として選ばれた。


ミシュランガイドは、1900年に車での旅行者向けのガイドブックを配布したことが始まりで、そこから今日まで厳格かつ公正な方式でレストランやホテルの格付けを行っており、世界的に高い信頼を得ている。また、世界各国約40地域で発刊されており、様々な地域の食文化の発展に貢献し、食文化の尺度にもなっている。


ミシュランガイドの調査員は、匿名でレストランやホテルを複数回訪問し、1つ星~3つ星で評価を行う。星の数には、1つ星は「料理が素晴らしいレストラン」、2つ星は「料理が素晴らしく、遠くまで足を運んででも訪れる価値があるレストラン」、3つ星は「料理がとても素晴らしく、それを食べに行くためにわざわざ旅行に行く価値のあるレストラン」という意味がある。


評価の基準となるのは、▲料理のレベル、▲料理の完成度、▲料理を通じて表現された料理人のクリエイティブな個性、▲調和のとれた味わい、▲いつ訪れても変わらないという一貫性である。来年2月、これらの評価基準により選ばれた釜山地域のレストランが、 「ミシュランガイドソウル&釜山2024」発刊イベントで市民に公開される予定だ。


ミシュランガイド・インターナショナルディレクターのグウェンダル・プレネック(Gwendal Poulennec)氏は、「釜山をミシュランガイドの一員として紹介できることをとても嬉しく思う。」とし、「豊かな海洋環境や港からの円滑な食材供給等、釜山には多様な魅了があり、美食都市としてのオリジナリティと高いポテンシャルを有している。今後、ソウルと共に世界に向けて韓国の多彩な食文化を広く発信していける機会になるだろう。」と述べた


朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、「釜山は都心から海までのアクセスが良く、季節ごとに様々な祭りが開催され、歴史的でストーリー性のある文化資産等の観光コンテンツも豊富に備えた観光都市であると同時に世界的なグローバルMICE(国際会議)都市でもある。ミシュランガイドで釜山の食文化が広く周知されることにより、持続的な観光客誘致が実現できるだろう。」とし「釜山が、誰もが訪れてみたいグローバル美食都市として成長していくうえで、ミシュランガイドが前途を照らしてくれるものと期待している。」と伝えた。


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