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釜山市が新たな都市ブランドロゴを公開した!
3月10日(午後2時)に開催された釜山市都市ブランド委員会で、デザイン最終候補案3つの中から都市のシンボル(CI)マークとブランドスローガン(BI)のデザインが確定した。
最終選定されたデザインは、人工知能のイメージを融合させた3次元(3D)立体ロゴとなっている。都市のシンボル(CI)マークは釜山(BUSAN)の「B」と「S」をモチーフとしたもので、韓国初の色彩と角度等の要素を採用し、3次元(3D)立体化技術を駆使して作り上げたデザインとなっている。ブランドスローガン(BI)は、「釜山だからいい!」が韓国語で併記されており、「Busan is good!」の意味がより一層伝わりやすいものとなっている。
また、今回確定したデザインは、2月28日から3月8日にかけて実施された「オン・オフライン市民デザイン好感度調査」においても、最終候補の3つの中で最も多くの票を獲得している。立体的なデザインと色味でその他の候補と差別化が図られ、視覚的にも伝わりやすかった点が多くの市民から高く評価され支持されたものと思われる。
今回選定された(1案)は、▲オンライン調査では1万5千458人(3万7千33人中41.7%)、▲オフライン調査では9千286人(2万3千552人中39.4%)、合計2万4千744人の市民から支持されている。
*(2案)釜山の多様性をアイコン化して表現したデザイン:計17,695票(オンライン:10,429票/オフライン:7,266票)
*(3案)関門都市、世界を繋げる都市釜山を表現したデザイン:計18,146票(オンライン:11,146票/オフライン:7,000票)
都市ブランド委員会は、積極的に市民の意見を取り入れ、3次元(3D)立体ロゴを釜山の新たな都市ブランドデザインとして選定した。
また、釜山の未来を牽引する次世代の若者たちに対しても、高校と大学に「訪問投票所」を設置し、好感度調査を行った。その結果、10代、20代の若者たちの間でも(1案)のデザインが最も評価が高かった。
* 高校・大学における好感度調査の結果:全5,465票中(1案)2,334票、(2案)1,787票、(3案)1,344票
今回の決定をもって、昨年11月から約5ヶ月かけて釜山市が推進してきた都市ブランドロゴの選定は終了した。釜山のシンボルとなる都市スローガンの選定には約4万人が、デザインの好感度調査には約6万人が参加しており、合計約10万人の市民の意見が反映され、新たな都市ブランドロゴが誕生した。
朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、「スローガンとデザインの選定から確定まで、釜山の新たな都市ブランドロゴの選定に約10万人もの市民の方々が参加してくださったことに心から感謝する。」とし、「世界から高い注目が寄せられている中でのブランドリニューアルにより誕生した新たな都市ブランドロゴが市民の地元愛を深め、さらに、対外的な評価も得られるよう広く活用しPRしていく。」と伝えた。 また、「「Busan is good!」の意味にふさわしく、グローバル・ハブ都市、市民の幸福度が高い都市としての釜山の更なる発展に向けて、今回のブランドリニューアルを契機に努力していく。」と強調した。
また、3月21日、BEXCO(ベクスコ)コンベンションホールで開催される「都市ブランドロゴ宣布式」で、3次元(3D)立体化で表現した都市のシンボル(CI)マークとブランドスローガン(BI)の造形物が初公開される予定だ。