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-カード1枚で釜山観光と公共交通機関の利用が可能に!外国人専用観光パスの発売開始-
釜山市、ビジット釜山パス(Visit Busan Pass)試験運用開始
釜山市は、圏内の有料観光施設に無料で入場でき、公共交通機関も利用できる外国人専用観光パス「ビジット釜山パス(Visit Busan Pass)」の販売を2月1日より開始する。
「ビジット釜山パス」は、外国人個人旅行者をターゲットとした観光フリーパスで、利用者は券別に決められた制限時間の中で有料観光施設30か所に無料で入場することができる。また、観光パスにプリペイド式の交通カード機能も搭載されており、1枚のカードで観光も交通も便利に利用できる。
券の種類は2種類(24時間券と48時間券)で、価格は24時間券が4万9千ウォン、48時間券が6万9千ウォンだ。例えば、24時間券の場合、観光地5か所とシティツアー等の利用で通常料金から最大70%の割引が受けられる。
「ビジット釜山パス」は、計30ヶ所の観光施設(▲エックス・ザ・スカイ展望台、▲海雲台ブルーラインパーク海辺列車、▲ロッテワールド・アドベンチャー、▲スカイライン・リュージュ、▲シティツアーバス等)で利用可能だ。また、特別割引加盟店(77店舗)で割引特典を受けることもできる。
販売場所は、釜山駅2階「第1号ビジット釜山パス広報空間」をはじめ、釜山の玄関口となっている観光案内所6ヶ所(金海空港国際線/国内線、釜山港国際旅客ターミナル他)、提携ホテル(10ヶ所)等だ。また、外国人観光客がより便利に利用できるよう、オンライン上でもトラベル・エージェンシー各社(K-K-DAY、KLOOK、トリップドットコム等)や「ビジット釜山パス」公式ホームページ等から購入できる。オンラインで購入する場合、釜山到着後に上記の観光案内所で受け取りが可能だ。
6ヶ月の試験運用で、「ビジット釜山パス」利用者、加盟店、地域社会等からの幅広い意見を聴収し、それを基に各種インフラおよび運用上の不備の改善と見直しを行い、8月から正式発売を行う予定だ。
朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、「世界的に観光が再開されるタイミングで「ビジット釜山パス」を発売することにより、釜山を訪問する外国人旅行客の観光満足度を高め、国際観光都市としての釜山の地位向上を目指す。」とし「また、「ビジット釜山パス」で観光地および周辺F&B(Food & Beverage)等、釜山の見どころやグルメ等の情報を積極的に提供することで長期滞在が促され、地域経済の活性化に繋げられるものと期待している」と述べた。
「ビジット釜山パス」の利用方法や加盟店情報等、詳細に関しては「ビジット釜山パス」公式ホームページ(www.visitbusanpass.com)から確認可能だ。(4ヶ国語:英語/日本語/中国語簡体/中国語繁体)また、2月中に「ビジット釜山パス」のモバイルアプリケーション(Android/ios)の運用も開始予定だ。