釜山市、「2022韓国観光の星」受賞、6年ぶりの快挙！
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- グリーンレールウェイ＆海辺列車が、観光のノーベル賞「韓国観光の星」をついに受賞-
釜山市、「2022韓国観光の星」受賞、6年ぶりの快挙！
12月22日、観光分野におけるノーベル賞とも呼ばれている「韓国観光の星（Korea Tourism Awards 2022）」の新規観光資源分野で、海雲台（ヘウンデ）の「グリーンレールウェイ＆海辺列車（ブルーラインパーク）」が選出された。
「韓国観光の星」は、国内観光への関心を高め、韓国の観光産業への発展に寄与した観光資源、地方自治体および団体、個人に対してその栄誉を讃えて文化体育観光部より授与されるもので、韓国の観光分野において最も権威ある賞とされている。
同賞は、2010年から始まり今年で12回目を迎える。釜山市（釜山観光公社）は、2016年に「異色観光資源地域伝統観光資源部門」で「旧都心ストーリーツアー」が受賞している。その後、6年間越しの挑戦の末、今回ついに受賞の快挙を成し遂げた。
「韓国観光の星」は、8月の候補推薦・申請後、専門家による書類審査および現地実態調査、選定委員会による最終審査を経て決定される。
韓国での認知度および満足度、ビッグデータによる分析、観光地としての魅力度や環境産業の発展への寄与度等、専門家による綿密な審査を経て受賞に至った。また、市と海雲台区、そして(株)ブルーラインパークが一丸となって取り組んだ結果としての輝かしい成果ともいえるだろう。
今回受賞した「グリーンレールウェイ＆海辺列車」は、東海南部線廃線跡地（2013年廃線）一帯を、市民団体などからの意見を基に市民の憩いの場としてリノベーション(2020年)したもので、尾浦（ミポ）から松亭（ソンジョン）に続く海岸の絶景エリアを歩いて散策できる。また、旧鉄道施設を活用し環境にやさしく再開発することにより観光商品化（全席オーシャンビューの海辺列車「ブルーラインパーク」）し、毎年70万人以上が訪れる釜山の人気観光スポットとなっている。
グリーンレールウェイ（オリンピック交差点～松亭一帯、全長9.8km）は、全区間において段差が排除された遊歩道が設置されており、車椅子などでもスムーズに通行できることから、バリアフリー観光地として地域住民や観光客から好評を得ており、これらの点が今回の受賞のポイントとなった。
文化体育観光部は、今回「韓国観光の星」に選ばれた「海雲台グリーンレールウェイ＆海辺列車」への支援（マスコミ広報や海外マーケティング等）を集中的に行っていく予定だ。これにより、釜山市の「国際観光都市」としての地位向上が期待でき、数十億ウォン以上の経済効果が生まれるものと予想されている。
朴亨埈（パク・ヒョンジュン）釜山市長は、「今回の受賞は、市、区、釜山観光業界（株）ブルーラインパークの相互協力により成し得た成果であり、釜山観光の歴史に刻まれる偉業を達成したと言えるだろう。」とし「これを契機に、国際観光都市釜山を訪れる観光客の皆様から愛される観光スポットとして、さらに地位を高めることができるよう最善を尽くしていきたい。」と述べた。
お問い合わせ:観光振興課 051-888-5205
