Haeundae
- 韓国から世界へと広がる革新の波、「アジア幸福都市トップ10」としてのはじまり-
釜山市、「2022年市民が選ぶ主要施策成果」選定
釜山市は、公式ホームページを通じて市民へアンケート調査(参加人数約3,860人)を行った結果やジャーナリスト等の意見を基に、今年1年間、特に釜山市の発展に寄与し市民の幸福感を高めた「市政ベスト」を選定した。
今年の「2022年市民が選ぶ主要施策成果」では、4つの分野(▲未来ビジョン、▲市民の幸福、▲懸案解決、▲都市ブランディング)で合計13項目の市政施策成果が選定された。
先ず、「未来ビジョン」の分野では、「釜山の未来100年」に向けた大規模プロジェクトの推進により成果を上げた事業が選ばれた。
▲「2030釜山国際博覧会」誘致推進事業(過去3回のプレゼンテーションで競争優位性を確立し誘致への一歩を進めた。来年は、BIE(博覧会国際事務局)調査団による現地視察を経て開催地が最終決定される)、▲加徳島新空港建設事業(「2030釜山国際博覧会」開催前の開港を目標に、予備妥当性調査を実施し早期完工に向けて積極的に事業推進を行っている)、▲北港2段階再開発事業の予備妥当性調査通過(グローバル新海洋産業の中心地として、そして「2030釜山国際博覧会」の誘致への競争力強化につながる主要インフラとなる)、▲韓国産業銀行の釜山移転推進事業(グローバル金融ハブ都市として、今後の発展の足掛かりとなる)、▲過去最大となる3兆ウォン規模の企業投資誘致、等が選定された。
「市民の幸福」の分野では、生活に密接した交通および生活環境の改善を実現した事業が選ばれた。
▲西面(ソミョン)~沙上(ササン)間のBRT開通(公共交通のハブシティとしての発展の基盤となる画期的な交通インフラを構築)、 ▲「ヨロ(YOLO)カルメッキル」の発足(釜山を世界的なウォーキングスポットとして生まれ変わらせる)、▲有料道路連続通行割引制度の導入(市民の交通費負担を大幅に削減)等が選定された。
「懸案解決」の分野においては、地域の発展に向けて、長期に渡る宿願を達成させた事業と市民生活に不便を強いてきた事案の解決に繋げた事業が選ばれた。
▲生谷(センゴク)最終処分場(ゴミ埋め立て地)の確保(30年に渡る宿願を達成した官民協働事業の模範となる事例であり、先駆的なサスティナブルな資源循環システム)、▲都市鉄道下端(ハダン)~菉山(ノクサン)線の国家事業化確定( 西釜山圏の慢性的な交通渋滞を解消し、加徳島新空港へのアクセスを改善)、▲地域懸案の国政課題化(釜山の9大重要懸案事業の解決の足掛かりとなる)等が選定された。
「都市ブランディング」の分野では、2022年の釜山の躍進と展望にフォーカスした市政の実現を図り、釜山の都市ブランドの地位向上に貢献した事業が選定された。
▲デジタル中心経済都市としての躍進(スマート都市:世界22位、韓国1位達成)、 ▲ナショナルジオグラフィックの「2023年ハッとする程、素敵な旅行地」と「2023年注目するべき世界の旅行先25」への選定、等が選ばれた。
朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、「2022年は釜山から革新の波を起こし、その波を韓国全土へ波及させるための基盤を築いた年だった。」と評価し、「今後も、市民から共感を得られる政策をさらに積極的に推進し、釜山の未来を担う中核事業については、さらに大きな成果を生み出すことができるよう市が総力を挙げて取り組んでいく。」と述べた。また、「市政に関心を持ってくださった市民の皆様に感謝するとともに、来年はさらに積極的に市民とコミュニケーションを図り、「生まれ変わっても住みたい釜山」を実現させていく。」との意志を表明した。
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