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第17回釜山花火大会の再開、観覧から帰宅まで安全に!
3年間待ち焦がれた釜山花火大会がついに12月、釜山の冬の夜空を美しく彩る!
12月17日、広安里(クァンアンリ)海水浴場および冬柏島(トンベクソム)、二妓台(イギデ)前で「第17回釜山花火大会」が開催される。
今回の釜山花火大会は、花火で奏でる感動のハーモニー「釜山ハーモニー(Hamony of Busan)」をテーマとしており、コロナ禍で疲弊した市民を癒し元気づけるために企画されたもので、「2030釜山国際博覧会」誘致祈願のPR活動の一環としても高い効果が期待されている。
本花火大会は当初は11月5日に開催が予定されていたが、10月29日に発生した梨泰院(イテウォン)での雑踏事故をうけ、被害者への国家哀悼期間が設けられたことから無期限延期とされていた。今回のイベント開催に当たり、市は重点的に安全対策を講じ事故防止に万全を期す。
先ず、現地に配置する警備要員の配置数を当初予定していたものの2倍以上に増員し、「鑑賞から帰宅まで事故ゼロ(zero)祭り」とのスローガンを掲げ、安全対策に総力を挙げて取り組む。
また、広安里海水浴場への主な出入口(16ヶ所)では、人の流動が過密状況に応じて段階別に統制されるほか、当初は予定されていなかった会場出入口付近での観覧客の流動の調整が行われ、混雑時には混雑区域の迂回を促し群衆過密の回避が図られる。会場周辺のボトルネック地点(混雑が予想される地点)へのCCTVの設置は、既存の16ヶ所から64ヶ所に拡大され、リアルタイムで観覧客の密集状況を把握し流動がコントロールされる。
さらに、移動式放送システム搭載のLED車両が主要エリア4か所に配置され、安全施設(フェンス)の追加設置などにより観覧客の密集の分散を促す。
12月への延期に伴い、円滑なプログラム進行に向けて花火の打上開始時刻を当初の予定から1時間前倒しで行う。(変更前:20時~21時05分→変更後:19時~20時05分)
12月の開催となり寒くなることが予想されることから、防寒対策をとり暖かい服装での来場をおすすめする。
朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長は、「3年の間、待ちに待った釜山花火大会が開催される。花火大会の開催に当たり、全ての観光客の皆様が安全に祭りを楽しめるよう万全を尽くす」とし、「今回のイベントを通じて洗練された都市としての釜山のイメージを世界にアピールし、「2030釜山国際博覧会」誘致ムードを盛り上げていくためのPR活動にも積極的に取り組んでいく」と述べた。