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釜山現代美術館、野外プロジェクト「釜山駅-ユーラシアプラットフォーム・メディアウォール-ジョエル・サートレイ『君の名は』」

2022-10-12 365  ヒット
内容

부산역 Busan Station  


9月26日から2023年1月5日までの期間中、2022野外プロジェクト「釜山駅-ユーラシアプラットフォーム・メディアウォール」展においてジョエル・サートレイの作品「君の名は(YOU WILL MISS ME、WHEN I AM GONE)」が公開される。


同プロジェクトは、写真と映像をデジタル化したものを釜山駅のユーラシアプラットホームにあるメディアウォールに展示するもので、釜山現代美術館と釜山施設公団が共同で推進している。


本作品は、先に公開された2作品、「灯台島(등대섬)」ムン・ギョンウォン&チョン・ジュノ(Moon Kyung-won、Jeon Joon-ho)、「行間の4(행간에 있는 4)」チョ・スンホ(Cho Seoung-ho)に続く3つ目の作品として、現在、釜山駅のユーラシアプラットフォーム・野外メディアウォールに映し出されている。


作品は、「動物の箱舟」という意味が込められた「フォトアーク(Photo Ark)」だ。「フォトアーク」とは、絶滅の危機に瀕した動物たちの保護を目的とし、彼らの姿を写真で記録し人々の関心を高めるサートレイ氏が取り組む撮影プロジェクトだ。


全世界12,000種余りの動物たちの姿を収めた作品「君の名は」は、単なる動物たちの姿の記録ではない。動物たちへの愛と敬意を込めて撮影され誕生した芸術的価値の高い作品なのだ。スクリーンに登場する全ての動物たちが「今、この時代に存在している」証となる大切な記録であり、彼ら自身のその姿こそが「生態学辞典」そのものなのである。


国際自然保全連盟の報告によると、2100年までに地球上の種の約50%、すなわち半数が絶滅すると危惧されている。


釜山現代美術館は、ナショナルジオグラフィック協会が行っている絶滅の危機に瀕した動物たちの名前を記憶するキャンペーンと今回の展示が、現在地球が直面している環境問題に対する人類への警告となることを期待している。


作品は、3つの映像で構成されており、それぞれの映像は背景を排除して動物の本来の姿にフォーカスを当てた演出となっている。 動物たちが見せる多様な表情や仕草は、市民の目を楽しませてくれると同時に生命の大切さを訴えるメッセージとなっている。


詳細については、釜山現代美術館ホームページ(https://www.busan.go.kr/moca/index)をご参照ください。


お問合せ:051-220-7400