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-トンベク(椿)タクシー、12か国語での通訳・翻訳支援システムを導入-
釜山市、「トンベク(椿)タクシー・スマートサービスの構築およびグローカル(Glocal)釜山の具現化に向けた業務協約」締結
釜山市は、5月18日午前10時、市役所26階会議室で釜山出入国外国人庁、釜山国際交流財団、釜山個人タクシー組合、釜山法人タクシー組合(チャン・ソンホ理事長)と「トンベク(椿)タクシー・スマートサービスの構築およびグローカル(Glocal)釜山の具現化に向けた業務協約」を締結した。
今回の協約は、「社会的距離の確保」の解除に伴う観光産業の回復(外国人観光客の増加)に備えて、民官協働でタクシーサービスを改善し、国際観光都市としての基盤を構築することを目指し締結された。
今回の協約により、5つの機関(釜山市および上記4機関)が「トンベクタクシー・スマートサービス」の構築に向けて相互協力していくことを約束した。
「トンベクタクシー・スマートサービス」では、タクシー配車公共アプリケーション「トンベクタクシー」に通訳・翻訳サービスおよび総合情報案内サービスを段階的に導入していく。
先ず、第一段階として、トンベクタクシー利用時に車内に掲示された案内文のQRコードから「ライフ・イン・釜山(通訳相談アプリケーション)」への(釜山国際交流財団と釜山出入国外国人庁が共同で運営)接続を可能にする。「ライフ・イン・釜山」では、電話やチャットによる通訳・翻訳サービス(170人の通訳支援団による12ヶ国語での案内)が受けられる。案内文(QRコード)の掲示は、5月20日に開催された「第15回世界人の日」に参加したトンベクタクシー7台を皮切りに順次(案内文1万枚配布済み)導入される予定だ。
第2段階では、「トンベクタクシー」と「ライフ・イン・釜山」アプリケーションを連携させ、「トンベクタクシー」を利用した外国人への「ライフ・イン・釜山」での通訳・翻訳サービスおよび災難アラームや生活情報等の多言語での情報提供サービスを具現化させる予定だ。
市とタクシー業界は、釜山在住の外国人の生活のうえでの困難解消に向けて、釜山国際交流財団が推進している外国人支援事業にも積極的に協力していく方針だ。
お問い合わせ:タクシー運輸課 051-888-3999