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釜山市は「釜蔚慶メガシティ構築」の基盤となる「東海線(トンヘソン)(釜山・蔚山)複線電鉄」の全区間開通(2021年12月28日始発から)を発表した。
東海線は釜山と蔚山を結ぶ複線電鉄で、2003年より総事業費2兆8,270億ウォンを投入し全線開通に向けた事業が推進されてきた。全23駅(65.7km)の内、第1段階として2016年に釜田(プジョン)~日光(イルグァン)間(28.5km)の15駅が先行開通しており、今回は、第2段階として日光~太和江(テファガン)間(37.2km)の8駅が追加開通した。
第2段階区間の開通により全区間開通し、釜田~太和江間が片道76分で移動が可能になり、釜山と蔚山が通勤・通学できる日常生活・経済圏となった。
釜田~太和江間は1日100便余りが運行される。(運行間隔は、通勤時間帯が15分、その他の時間帯は25分~30分間隔)基本運賃は1,300ウォン(10キロ以内)で、10キロを超える場合は10キロ毎に200ウォンが追加される。また、釜山市と蔚山市を跨ぐ場合は広域運賃200ウォンが追加され最大運賃は2,500ウォンとなる。
都市鉄道、市内バス・マウルバスとの乗継割引も従来同様に適用される。また、市は、国土部に対し、交通利便性向上を図る通勤時間帯の運行間隔短縮(通勤時間帯を10分間隔、その他の時間帯は20分間隔)の提案を行っている。
また、12月28日午前11時から蔚山太和江駅にて「東南圏4鉄道開通式」が開催された。(4鉄道:東海線「釜山~蔚山間」、東海線「蔚山~浦項(ポハン)間」、中央線「永川(ヨンチョン)~新慶州(シンギョンジュ)間」、大邱線「東大邱(トンテグ)~永川間」)
式典には、文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめとし、朴亨埈(パク・ヒョンジュン)釜山市長、蔚山(ウルサン)・大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクド)の市道知事、盧炯旭(ノ・ヒョンウク)国土交通部長官、国会議員、関係機関代表、市民代表等が出席した。
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