Haeundae
釜山市は、「第2回釜山市YouTubeコンテンツ公募展」の受賞作4作品の発表を行った。本公募展は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により低迷している地域経済の活性化および釜山の都市ブランディングを目的としたものだ。
7月5日から10月4日(3か月間)の公募期間中、合計25作品が出品され、その中から予備審査と専門家審査等を経て大賞1作品、最優秀賞1作品、優秀賞2作品の計4作品が選定された。
大賞の栄誉に輝いたのは▲惠光(ヘグァン)高等学校の金成一(김성일)教諭と学生達による作品「누군가의 헌책이 당신만의 잇템?!(古本があなただけの「イッテム(It Item:必須アイテムや欲しい物)」に?!)」だ。現在、「宝水洞(ポスドン)本屋通り」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の長期化や再開発の煽りを受け厳しい状況下にある。そのような中、近隣にある恵光(ヘグァン)高校の教師や学生達が「宝水洞本屋通り」の隠れた「イッテム」として古本に着目し、古本の購入促進をテーマにした作品を制作した。オリジナル曲を用いたミュージックビデオ形式で制作されている点が、今回の公募展のコンセプトと合っているとして高く評価された。
https://www.youtube.com/watch?v=phcXi6bVAps
最優秀賞には▲ストームレイド(Storm Reid)の「Busan Forever」が選ばれた。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で厳しい状況下に置かれている個人事業主の応援をテーマに、釜山の4つのアイテム「フィットネス(Fitness)、ファッション(Fashion)、フード(Food)、ファン(Fun)」がインターナショナルな雰囲気で表現されており、作品には「お互いに励まし合い、共に危機を乗り越えよう!」というメッセージが込められている。
https://www.youtube.com/watch?v=Sq_nKEn61nM
優秀賞には▲チョン・イェリム(정예림)他3名による「B.O.S를 열어봐(B.O.Sの扉を開こう!)」が選ばれた。B.O.Sとは「Busan One hell of a Spot」の略で、「釜山の素敵な場所」を意味する。釜山の3大海岸(広安里、海雲台、多大浦)、そして海雲台(ヘウンデ)市場等の個人事業主が営む飲食店やカフェ等が紹介されている。
https://www.youtube.com/watch?v=RaygDBbmW5I
さらに、▲キム・ギョンイン(김경인)他2名による「南浦洞の「イッテム」を見に行こう!」も優秀賞に選ばれた。釜山を代表する観光地「南浦洞」のおすすめスポットを紹介したもので、個人事業主の応援だけでなく、南浦洞の旅行ガイドとしても活用できると期待されている。
https://www.youtube.com/watch?v=SR8TwLyYYDc
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