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-釜山市、「2024世界卓球選手権大会」の誘致に成功!-
2024年5月「釜山世界卓球選手権大会」、BEXCOで開催!
国際卓球連盟(ITTF)(トーマス・ヴァイカット会長)は、11月24日午後5時(現地時間)、国際卓球連盟総会(ヒルトン ヒューストン アメリカ)において、「2024年世界卓球選手権大会」の開催地が釜山に確定したことを発表した。
「2024年世界卓球選手権大会」誘致には、韓国(釜山)、インド、アルゼンチン、ポルトガル、スウェーデンの5カ国が名乗り出ていたが、釜山市と大韓卓球協会の積極的な誘致努力の結果、加盟国投票により釜山市に最終決定した。ポルトガルとスウェーデンはオンライン実査直前に誘致意思を撤回したため、インド・アルゼンチンとの3ヶ国で接戦となっていた。
市は、今回の国際卓球連盟総会への出席に際し、11月22日より招致団(釜山市・大韓卓球協会・釜山卓球協会で構成)を派遣し、国際卓球連盟役員および各国代表団との面談、広報動画の上映、釜山広報ゾーン(ホテル内 )や会場(ジョージR・ブラウン・コンベンションセンター)でのパンフレットや記念品の配布等、招致活動を積極的に行い、国際卓球連盟加盟国から多くの反響を呼んだ。
「2024年世界卓球選手権大会」開催に向けて、2021年5月に国際卓球連盟に大会誘致意向書を提出、7月に妥当性調査機関選定着手及び国際卓球連盟への誘致申請書を提出、10月に候補地選定のための国際卓球連盟オンライン実査、11月に最終候補地選定(オンライン入札プレゼンテーション)に向けた対応を行った。また、10月には大会予算確保に向けて文化体育観光部に国際行事開催計画書を提出し、国際競技大会誘致審査からの承認を受け、現在は、2022年2月の企画財政部・国際行事審査委員会と妥当性調査を準備している。
「世界卓球選手権大会」はワールドカップに次ぐ大規模大会で、単一種目としては最多となる100カ国から2000人余りの役員・選手が参加する。奇数年は男子・女子団体・ダブルス及び混合ダブルスの5種目、偶数年には男子・女子団体戦が開催される。偶数年である「2024年世界卓球選手権大会」では 男子・女子団体戦が行われる。
「2024年世界卓球選手権大会」は、「2024年パリオリンピック大会」の前哨戦として世界トップレベルの選手達が集結するため国内外からの注目を集めており、開催を通じてグローバル都市釜山としての地位を確固たるものにし、また、国内外の卓球愛好家が釜山を訪れ観光消費(宿泊・観光・ショッピング等)をもたらすことで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により低迷している地域経済の活性化見込めるものと期待している。
さらに、今回、韓国で初の開催となる「2024年世界卓球選手権大会」は、新たな卓球ブームを巻き起こし、韓国のみならず世界卓球界の発展(ジュニア選手の育成等)や生活体育(日常生活の体育活動)の活性化にも大きく貢献できるとしている。
「2024釜山世界卓球選手権大会」は2024年5月24日から6月2日までの10日間、BEXCOで開催される。