Haeundae
釜山市は、遊興施設業における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、感染抑制に向けて7月10日から「社会的距離の確保」の防疫指針を大幅に強化する。
市は、地域社会内の感染拡大傾向や地域経済の状況などを総合的に判断し、現行の「社会的距離の確保」第2段階の維持に加え、7月10日から25日までの間、一部施設の営業時間や私的な集まりの制限、およびワクチン接種者へのインセンティブの一時中断措置を講じることを明らかにした。
7月10日から、▲遊興施設(遊興飲食店・団らん飲食店(社交飲食店)・ナイトクラブ・感性居酒屋(若者向けダンス居酒屋)・相席居酒屋)、コーラテック(高齢者向けディスコ)・ダンスホール、▲ホールダムパブ・ホールダムゲーム場(お酒を飲みながらカードやゲームができる店)、▲カラオケの営業時間は午後10時までに制限。▲食堂・カフェ、コンビニ・屋台は、午後10時から翌5時まではテイクアウト・デリバリーのみ許可。
また、私的な集まりにおいては新たな人数制限を設ける。▲午前5時から18時までは8人、▲18時から翌5時までは4人まで可能。
ワクチン接種者に対するインセンティブは一時中断とし、▲宗教施設と私的な集まり等の人数制限の算定からの除外は適用されず、▲屋外活動の際はマスク着用が義務付けられる。
さらに、防疫規則に違反した業者に対しては、過料処分とは別に即時2週間の営業禁止命令を発令する「ワンストライクアウト制」を施行する等、厳正に対応していく方針だ。また、遊興施設の従事者を対象とした、定期的な新型コロナ診断検査も引き続き行っていく。
「社会的距離の確保」2段階+防疫指針改正(7月10日(土)~7月25日(日))