Haeundae
釜山市は、新型コロナウイルスの拡大防止と克服に向け、「一家一人、検査の受診」市民運動を展開すると明らかにした。
釜山では11月中旬から始まった新型コロナウイルスの第3波がピークに達し、直近は徐々に減少しているが、依然として再流行の危険が高い状況である。特に最近では、集団施設での感染事例は減っているものの、家族、知人、職場の同僚等からの個人間感染が全確定者の45.8%を占めるほど感染比率が高まっている。
市は、これを阻止できなければ新たな危険に直面しかねないため、先手を打って検査の拡大が必要だという判断を下し、この市民運動を展開することとした。住居や生計を共にする同世帯であれば、構成員のうち1人が代表として検査を受け、家族同士の感染有無を事前に確認し、より大きな感染拡大を予め防止しようという趣旨だ。
釜山市が進める「一家一人、検査の受診」運動は、▲旧正月の連休が終わる2月14日まで、▲地域内の臨時選別検査所で、▲釜山市民なら誰でも匿名及び無料で検査を受けることができる。特に、家族の中で社会的活動が多い人が検査を受けることを推奨している。
また、昨年12月21日から運営し、潜在的な感染者を表面化させたという評価を受けている釜山地域の臨時選別検査所15ヵ所のうち一部は、当初の計画通り今月24日まで運営し、このうち蓮堤区の市庁緑陰広場、釜山鎮区のノリマル、東区の釜山駅、機張郡などの5ヵ所の検査所は、2月14日まで延長して運営する。市はその他の地域も検査所の運営延長を自治区と協議している。
釜山市の臨時選別検査所:https://www.busan.go.kr/covid19/Clinics02.do
https://english.busan.go.kr/covid-19