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釜山市は11月26日、釜山映像ポストプロダクション施設(海雲台区センタム7路6)の1階に最先端の音響制作のための「釜山サウンドステーション」(Busan Sound Station)をオープンすると発表した。
「釜山サウンドステーション」は総面積220坪(735.4㎡)の規模で、▲サウンドミキシング室▲音声録音室▲音響効果音室▲研修室など、最先端の音響制作施設や各種装備が備えられている。この施設には今年5月の映画振興委員会の公募事業を通じて調達された国費を含め、計15億ウォン(国費12億、市費3億)の事業費が投入された。
今後は釜山地域の映画関係者のための音響ポストプロダクション支援や、コンテンツ制作空間として活用される予定だ。これまで釜山地域の映画関係者は近くに利用可能な音響制作施設がなく、全州市をはじめとする他地域の施設を使用しなければならなかったが、今回カラー補正、CG作業などを含む完成型の映像・映画ポストプロダクション施設として「釜山サウンドステーション」がつくられたことで、釜山地域の映画関係者の悩みが軽減された形だ。
また同施設の4階に設けられる韓国-ASEAN・ICT融合ビレッジ構築事業や、入居する企業間のシナジー効果をはじめとして、施設全般の活性化も期待される。
釜山市は開所式を皮切りに、▲釜山地域の映画関係者及び映像・映画産業界▲釜山地域内の大学▲韓国映画アカデミーなど、センタム革新地区内の関係機関などと連携したプログラムを運営し、民官学一体の事業協力体制を強固にしていく予定だ。
お問い合わせ:映像コンテンツ産業課(051)888-5144