Haeundae
釜山市は夏の休暇シーズン、海水浴場の行政命令(集合制限措置)の期間を延長するなど、海水浴場の防疫対策をさらに強化すると発表した。
この措置は、釜山市内にある海水浴場での夜間の飲食制限やマスクの着用を義務づけるもので、当初は8月15日までであったが防疫対策強化のため8月31日まで延長される。
市は関係機関とともに、週末ごとに人材と広報媒体を総動員した大々的なキャンペーンを通じて防疫指針遵守の案内を行い、マスク未着用や夜間の飲食に対して監視員を増員し、厳しく取り締まる予定だ。また飲食店など近隣の店舗に対する管理を強化し、海水浴場の密集度が高くなる際(混雑度を示す信号機が赤になる際)は、SMSの災害メッセージ送信や避暑用品レンタルの中止、および駐車場の統制も進める。
これに先立ち市は、海水浴場の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫のため、▲パラソルの配置制限(現地申込制)、▲海水浴場別の混雑度の情報提供、▲海水浴場近辺の営業店、水辺公園などのQRコード入場、▲海水浴場でのマスク未着用および飲食行為取締(罰金賦課)、▲海水浴場密集度上昇時のSMS災害メッセージ送信などの防疫対策を設けた。これまで133人の監視員を動員して海水浴場のマスクの未着用や夜間の飲食禁止をチェックし、5,168件の指導・取締りを行った。