Haeundae
-韓・ASEAN特別首脳会議の成功を願い、釜山のあちらこちらでツリー祭り開かれる-
この冬、釜山がきらめく光で彩られる。
釜山市は11月中旬から2020年1月末まで「韓・ASEAN特別首脳会議」の釜山開催を記念し、中区、釜山鎮区、海雲台区一帯で愛と平和をテーマに「ツリー祭り」を開催すると明らかにした。
まず中区光復路一帯では、11月15日から来年1月5日まで「釜山市民ツリー祭り(Busan Christmas Tree Festival)」が開催される。今年で11回目となる光復路のツリー祭りは韓・ASEAN特別首脳会議開催を記念し、祝賀ムードを高めるため例年より半月ほど開催を早め52日間開かれる。
「祝福の釜山、ASEANと共に」をテーマにASEAN諸国の国旗を10個のツリーと共に飾り付けた「祝福のツリーの森」、光復路一帯の「韓・ASEAN大型帆船フォトゾーン」、大庁路一帯の「韓・ASEAN記念通り」等、イベント区間を設ける。
光復路入口、近代歴史館、昌善(チャンソン)商店街入口までを3つの区間に分け、区間ごとにコンセプトの異なるツリーや装飾物、フォトゾーンを設ける。開幕式は11月30日午後5時30分から光復路のメイン舞台にて開幕宣言、点灯セレモニーの他、祝賀公演等が行われる予定だ。また、12月にはデイリーコンサート、聖誕祝賀公演、聖誕映画上映などの特別イベントも行われる。
また、釜山鎮区の田浦カフェ通り、若者通り(Jeonpo-dong Café Street, Street of Youth)などの一帯では、今年初めて韓・ASEAN特別首脳会議(ASEAN-ROK Commemorative Summit)開催記念特別イベントとして「西面ツリー祭り(Seomyeon Tree Festival)」が開催される。メインテーマ「Be Moved:変化と感動」と3つのサブテーマで構成され、11月15日から11月29日まで「韓・ASEANの光」をテーマにASEAN諸国の国旗や象徴色、言語などを活用した様々な見どころが提供される。週末には参加国の伝統衣装を着たサポーターたちによるパーカッション(打楽器)パレードを行い、参加国出身の多文化家庭が招待される。
11月30日から12月13日までは「釜山の光」をテーマに釜山の代表的な夜景をみることができ、ストリートバスキング公演や釜山出身のインディーズバンドによる公演、そして造形物製作体験工房等、様々な市民参加型プログラムも企画されている。
12月14日から2020年1月5日までは「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー(Merry Christmas & Happy New Year)」をテーマに、願いのツリー作り、クリスマスラブリーコンサート、新年カウントダウンパーティー等、見どころ満載だ。
韓・ASEAN特別首脳会議が開かれる海雲台区では11月16日から来年1月27日まで「海雲台、光の海」をテーマに亀南路一帯で「第6回海雲台光祭り(Haeundae Lighting Festival)」が開かれる。韓・ASEAN特別首脳会議の歓迎ムードを高めるため、開催期間が例年より15日程早まり、11月16日から始まる。釜山を代表する海雲台海水浴場のホアン道路には光祭りと連携した「韓・ASEAN特別首脳会議移動経路景観照明」も設置された。
今回は海雲台広場、海雲台市場、海雲台温泉通りなど、これまで実施されていた区間から海雲台海水浴場まで拡大し、砂浜の上に「天の川光の造形物」とフォトゾーンを設け、訪れる人々にとって忘れられない思い出になることが期待される。
メイン舞台である亀南路の海雲台広場は「クリスマス光の街」として飾り付けられ「全国キャロル競演大会」、「サンタクロース100名出発式」など、様々な体験イベントを開催する。地域の店舗では祭り期間中にサンタクロースの衣装で入店する顧客に割引サービスをする「サンタデー」も行われる。