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釜山一号店「WeWork西面店」オープン

2019-04-23 373  ヒット
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コワーキングスペース「WeWork」

釜山一号店「WeWork西面店」オープン


WeWork Seomyeon  

 

コワーキングスペースを提供するグローバル企業「WeWork」の釜山第一号店となる「WeWork西面店」の開所式が4月9日に行われた。


WeWorkの釜山進出は、ソウルを除いた地域では釜山が初めてとなる。WeWork西面店は2017年に完工した新築ビル「現代カード釜山ビル」の3~8階までの計6フロアを使用し、約700名を収容することができる。


ビル内部にはラウンジをはじめ、大型スクリーンプロジェクター、カフェテリア、ルーフトップ等の施設があり、WeWorkのメンバーの共有となり、利用することができる。徒歩1分圏内に都市鉄道1、2号線西面駅があり、多くの路線バスが通っていて、抜群のアクセスを誇る。


WeWorkのメンバーは全世界27ヶ国、約100都市、425ヵ所以上の支店を利用することができ、西面店の入居企業が全世界の支店を利用できるのはもちろん、WeWorkのグローバルネットワークを活用した海外進出も実現できるというメリットがある。


これについて、呉巨敦(オ・ゴドン)市長はお祝いのメッセージとして、「WeWorkの釜山進出は、地方企業での優秀な人材獲得となると同時に、若者たちにとっても、とても良い就労の機会となり、釜山企業のグローバルビジネス拡大のチャンスや海外企業からの投資・誘致等につながり、釜山がグローバル都市として更なる一歩を踏み出す契機となるだろう」とし、「WeWorkのグローバルネットワークを基に釜山のスタートアップ企業の海外進出における初期ハブとしての役割を果たし、WeWorkならではのノウハウを釜山のスタートアップ企業や民間企業に提供することで、シェアリングエコノミー(共有経済モデル)の拡大を図ってほしい」と述べた。


これに対し、WeWorkコリアの代表マシューシャンファイン(Matthew Shampine)氏は、「昨年末に釜山訪問以降こんなに早く釜山一号店をオープンすることができ大変嬉しい。呉巨敦市長をはじめ釜山市民の皆さんにも感謝する」と述べ、「単純に釜山に進出したWeWorkではなく共に歩む真のパートナーとして地域の雇用創出やグローバルビジネスの活性化等に積極的に貢献したい」と抱負を語った。


WeWorkはスタートアップ企業、大手企業、フリーランサーなどのためのワーキングスペースを提供し、全世界の約40万人以上のメンバーに仕事と人生を楽しめるグローバルプラットフォームを提供する。 2010年アダム・ニューマン(Adam Neumann)とミゲル・マッケルビー (Miguel McKelvey)がニューヨークで創業して以来、世界27カ国、約100都市に425ヶ所以上の支店があり、約4万5千以上の入居者、40万人以上のメンバーで運営している。


韓国では今年4月までに15ヶ所支店ができ、現在営業している。ソウルでは光化門、乙支路、汝矣島など流動人口が多い地域に進出し、2万人以上のメンバーを収容できる。入居メンバーとしてはLG生活健康、SKホールディングス、KB生命保険など、国内の大手企業だけでなく、世界的な企業のGEなども利用し、現在全世界のWeWorkメンバーの32%が大企業エンタープライズメンバーとなっている。その中にはマイクロソフト(Microsoft)、スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered)、リバティミューチュアルグループ(Liberty Mutual)、UBS、サムスンなども含まれている。