Haeundae
釜山市は、グローバル流通企業であるイケア(韓国代表アンドレ・シュミットガル)がオシリア観光団地内に東釜山店をオープンするために釜山市に現地法人を設立し、2018年12月12日に着工式を行ったと発表した。
釜山市とイケアは、イケア東釜山店のオープンのために2017年2月MOUを締結したが、主な内容は、▲釜山に現地法人を設立 ▲金融取引のパートナーとして地域銀行である釜山銀行を活用、地域の資金の好循環構造の構築に協力 ▲地域人材の雇用 ▲地域で調達可能な製品や外部用役については最大限地元企業に機会を提供 ▲地域の中小商工人と共生できる方策を講じることなどが含まれている。
2020年上半期にイケア東釜山店がオープンすると、地域の人材など約500人以上を雇用して雇用創出にも大きく貢献する予定だ。特に、イケアは雇用形態や勤務時間にかかわらず、すべての従業員に同じ業務環境と福利厚生を提供しており、若年層だけでなく、キャリア断絶の女性、中・壮年層など、様々な年齢や階層に雇用機会を提供する予定だ。
イケア東釜山店は、今後オシリア観光団地内にオープンされるテーマパーク、アクアワールド、リゾートなどと一緒に釜山を代表する観光名所として位置づけられるものと期待される。
一方、イケアは、1943年にスウェーデンで設立されたグローバルホームファ二ッシング会社で、全世界50カ国で422店舗を運営しており、約20万8千人の従業員が勤務している。韓国では、2014年の光明店をはじめ、高揚店など首都圏を中心に店舗を展開している。