Haeundae
釜山のバス停留所に温熱ベンチが設置され、市民が冬でも温かくバスを待つことができるようになる。
釜山市は、民選7期で進めている公共交通利用の活性化事業の一環として、バス亭に温熱ベンチを設置し、2022年までにすべてのバス亭に温熱ベンチを設置する予定だと明らかにした。
今年1月にオリンピック交差点の乗り換えセンターに試験的に設置し、現在釜山市で管理している乗り換えセンターを含むバス亭計576カ所のうち、BRT区間に優先てぉも設置を進めている。
11月12日現在、海雲台方面行きの東莱駅から栽松駅まで(片道)合計22ヵ所に設置が済んでおり、今月末までにBRT停留所79カ所(東莱区莱城交差点~海雲台雲村三叉路)すべてに設置される予定だ。
特に、2022年までに釜山市が管理するバス亭に温熱ベンチを設置する予定で、市民がBRT区間だけでなく、釜山市全域で温熱ベンチを利用できるようになる。
バス停留所の温熱ベンチの設置は、バスを待つ時間が長い乗客、早朝に出勤・登校するサラリーマンや学生、それから妊婦・高齢者等のバスを利用するすべての釜山市民が受けられるサービスであるため、市民が直接肌で実感できる事業である。
温熱ベンチの温度は42度~45度に保たれる。温度が42度以下になると自動的に温熱システムが稼動し、再び45度となる。稼働時間は、バスの始発と終バスの時間に合わせて午前5時から午後11時までだ。
釜山市の関係者は、「温熱ベンチ、エアカーテンの設置以外にも、バスを利用する市民の目線に合わせて施設を改善するなど、利用者の使いづらさを最小限に抑え、公共交通利用の活性化に一層邁進する」と語った。
一方、釜山市は蒸し暑かった昨年の夏、バス利用客のためにバス停留所にエアカーテン(送風機)を設置し、現在BRT区間(莱城~雲村)にも334台を設置し、涼めるようにしている。市はエアカーテンも2022年までに釜山市全域に順次設置していく。