Haeundae
釜山市は、文化体育観光部が主催し、韓国観光公社が主管する「2018開かれた観光地」の公募で、韓国を代表する観光地でもある「海雲台海水浴場&海雲台温泉」が最終的に選ばれたと発表した。
「開かれた観光地」とは、文化体育観光部が公式認定した障害者を含む高齢者等の社会的弱者や乳・幼児連れの家族など、誰もが移動や観光に支障なく利用できるバリアフリーの観光地を意味する。「開かれた観光地」の選定は2015年から始まり、2017年までに全国で17か所が認証を受けていて、今回の公募では12か所が新たに選ばれた。
今回の選定により韓国を代表する観光地でもある海雲台海水浴場は、国の助成金としては最高となる1億6千万ウォンを受けることとなり、身障者や高齢者なども砂浜まで移動できる通路の新設、障がい者専用シャワー‧脱衣場‧トイレなどの施設を充実させる。
また、公演・文化イベントで、釜山の文化観光の人気スポットとして注目を浴びる亀南(クナム)路広場周辺の飲食店‧宿泊施設などの施設の中で優良施設を選び、段階的に改善、海雲台温泉の足湯も車椅子リフトを設置する予定だ。これまで眺めるだけだった観光地を、誰もが楽しみ、体験できるバリアフリーの観光地(Barrier Free Beach)へと改善していく予定だ。
お問い合わせ:観光振興課888-5186