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釜山市は、3月から11月までの毎週土、日曜日、釜山国際建築文化祭(以下「釜山建築祭」。)の主催により、釜山を代表する都市建築文化資産であるセンタム建築、文化ベルト建築、旧都心建築の3つのコースを、建築文化解説者と共に見学する常設「トコトコ釜山建築ツアー」を実施すると発表した。
釜山市は、釜山を訪れる国内外の観光客と市民に釜山の優れた都市建築文化を正しく紹介するため、2014年に全国で初めて「建築文化解説者」養成課程アカデミーを開設し、2回にわたって専門解説士34人を養成した。そして専門解説士によるレベルの高い都市建築解説サービスを提供している。
昨年は、関心のある人なら誰でも専門家の解説が聞けるよう、釜山建築美学の旅として、釜山を代表する建築ツアーを3コースを設定した。
そのうちの「文化ベルト建築」コースは、南区大淵洞一帯の釜山文化会館、UN記念公園、リンゴの木の学校、日本強制動員歴史館、UN平和記念館を見学する。また、2つ目「センタムシティの建築」コースはディオインプラント、釜山文化コンテンツコンプレックス、映画の殿堂、新世界モールガーデンをめぐる。3つ目の、釜山のアイデンティティと歴史性が深く内在している「旧都心建築ツアーコース」は、旧ハンソン銀行、釜山地方気象観測所、大韓聖公会大聖堂、近代歴史館などを踏査するコースだ。
ツアーは常設定期ツアーで、毎週土曜日の午後2時、日曜日の午前10時から開始し、約3時間かかる。参加は、ツアーの3日前まで3人以上で催行となる。釜山建築第ホームページ(www.biacf.or.kr)から申し込み、参加費は1人当たり5,000ウォンで、参加者には所定の記念品が贈呈される。(お申し込みおよびツアーガイドの言語:韓国語)
一方、釜山建築祭は建築文化の底辺拡大、国際交流の活性化、専門家の養成を介して都市の発展を図るため、市民と専門家が共に都市建築の発展方向を模索して実践する様々な活動を広げていく公的な性格の開かれた組織だ。
お問い合わせ:釜山国際建築文化祭T.051-744-7728