Haeundae
韓国の靴産業の過去と現在、未来を見て、グローバルマーケティングの拠点となる「韓国シューズセンター」(K-Shoes
Center)が釜山にオープンした。 韓国シューズセンターは鎮区白楊通り227(開琴洞)に位置しており、2月26日にオープン記念式典を開催した。
韓国シューズセンターは、靴業界の中小企業のグローバルマーケティングをサポートし、国内の靴産業の胎動の地である釜山とともに韓国の靴を世界に広める役割をする。
敷地2千644㎡、建物面積4千141㎡に加え、地下1階、地上7階規模で119億ウォンを投入して靴のマルチ広報館、歴史的展示館、ビジネス館、人材養成館などで構成される。
1階マルチ広報館は、靴の新製品の展示や靴産業振興センター、韓国の靴の皮革研究院、靴・皮革・バッグ、小商工人支援センターなどの靴産業インフラ案内、靴製造の新技術の紹介などから成る。
マルチ広報館に展示された製品をオンラインで購入できるオンラインの売り場や、新製品を割引価格で販売する靴のセレクトショップも入店する。
靴の歴史館となる2階は、朝鮮時代の伝統的な靴から1920年代ゴム靴、1950年代の国際商社、三和ゴム東洋ゴムなどの靴メーカーの初期の製品、時代ごとの靴の広告、ミシンなどの靴の製造品などを展示する。世界の伝統的な靴や有名スポーツ選手・芸能人の靴、映画で使われた靴のコーナーも作られた。
3階は、ビジネス館となっていて4、5階は靴専門人材養成事業のための研修館に、6、7階はスタートアップ靴企業のための賃貸スペースとなる。
韓国のシューズセンターは、釜山経済振興院の靴産業振興センターが委託管理する。
靴産業販路開拓のために四半期ごとに、3階多目的ホールや屋外駐車場で靴のポップアップストアを開催し、全国の靴マニア同好会の特別展示会なども誘致する計画だ。
韓国シューズセンター(K-Shoes Center)
目的:靴産業のグローバルマーケティング支援
場所:釜山鎮区白楊通り227(開琴洞)
規模:敷地2,644.6㎡、延べ面積4,141.4㎡(地下1階、地上7階)
事業期間:2015年〜2018年
主な施設:マルチ広報館(1階)、歴史展示館(2階)、ビジネスサポート館(3階)、
人材育成館(4,5階)、起業賃貸施設(6,7階)
管理委託:(財)釜山経済振興院 靴産業振興センター
開館時間:午前10時 - 午後5時(月 - 土)
アクセス
バス:129-1、138-1、160、167、169、169-1(韓国シューズセンター正門バス停)
都市鉄道:2号線開琴駅(2番出口)から徒歩7分
お問い合わせ
(財)釜山経済振興院 靴産業振興センター(www.shoenet.org)
メール:k-shoes@shoenet.org
電話番号:(051)898-9300